2006年10月28日

ニュージーランド移住記(留学下見編)〜準備編3〜

れは「楽」どころか拷問の様なものであった。(前回の「右脳勉強法」)

だが、「こういうのはちょっとやそこらじゃ効果はでない。辛い山を越えたときにきっと目の前がパァっと開けるものさ」と自分に言い聞かせ、とにかく信じて頑張った。毎日毎日30分間同じ文章を色んなスピードで訊いたりシャドウイングし、ある程度覚えてきたら何も聴かず・見ず・暗誦するという繰り返しだ。非常に単純で、飽きの来る、ストレスのたまる作業であったが、それこそ修行だと思ってとにかく続けたものだった。それほどの拷問に耐えたが、今考えてそれがどれほどの効果があったかは正直言ってわからない。だが、かなり理には適っているとは思うのだ。留学出発までの数ヶ月ほどで投げ出してしまわず、あれを続けていれば、私のスピーキング力はひょっとすると素晴らしくなっていたかも知れないとまで思う(笑)。いや、スピーキングだけでなくリスニングにも相当の効果があったに違いないと思っている。今からでも遅くはない、またそのうち、どこかに埋もれてなくなってしまったその教材を見つけて再開しようと真面目に考えている勉強法の一つである。

の時期、もうひとつ試した方法が、いわゆる「英語耳」ものだ。私が試したのは、何か特別なヘッドフォンで高周波ヒーリングサウンドをバックに旅行会話などを聞くというものだ。なんでも日本語は英語に比べて周波数が低いので、日本人の耳は周波数の高い英語の音がうまく聞き取れない、だから高周波数の音に耳を馴らす必要があるのだ、というものだ。これも1回40分くらいかかるのだが、毎日、やはり留学出発前の数ヶ月ほど続けた。寝そべって聞くだけなので楽に思えたが実際に始めてみると、すぐに飽きが来て毎日続けるという事自体が苦痛であった。しかも聞いているうちにリラックスしすぎて真昼間からすっかり寝入ってしまい半日無駄にしてしまうという予想外の弊害?もあった。夜寝る前にやればよかったのだろうが、夜はBBCとかVOAを聞きながら寝る事にしていたので、昼間やるしかなかったのだ。ちなみに、BBCとかVOAを聞きながらというのも不思議とすぐに寝付ける。寝付けない場合は、それはそれで『リスニングの勉強を寝る間も惜しんでやっているのだ』という自己満足感にも浸れ、不安な無職の毎日の慰めともなったものだ。

はともあれ、その英語耳ものも頑張って続けてみたが、正直いっていま振り返ってみても、その効果の程は全くわからない(笑)間違いなくリラックス効果はあるという事だけはいえるが、それだけならばヒーリング音楽のCDを買ってくれば価格は20分の1以下であろう。教材は1枚しかないので、すぐに飽きてしまい別のものが聞きたくなる。昔の私であれば、ラジカセでヒーリング音楽に適当にリスニング教材をミキシングして独自のパクリ教材を自作したに違いないが、この教材の真の秘訣は、その周波数にあり、特殊なヘッドホンと録音方法によってはじめて効果を出すことができる、手法だけ真似しても無駄ですよ、と、こちらの魂胆をせせら笑うかのような注意書きがあったので、やめておいた。というか既に買ってしまってからそんな事を考えてもしょうがないし、同じものを聞き続ける事で、前述した「右脳」効果をもたらすやも知れないとも考え、素直にその1枚の教材だけを聞き続けたのであった。だが、だいたいリスニングの勉強など、同時進行で色々他の方法でもやっているので、この教材・手法がよかったのか、他の勉強法が良かったのか、全部良かったのか、というのは全くもってわからないのだ。だがこれのおかげで「英語リスニングのベースとなる高周波対応の耳をゲットした!」のだと思いたい高かったし。これもどこかに埋もれてしまっているので見つけてまたやってみようと思うのである。高かったし。

ずれにしても、残念なのは、結局この手の教材(教材に限らず、こういう『類』のものと言うべきか)の効果のほどは闇の中だという点だ。実際すごい効果があるかも知れないが、本当に効果があるのかどうかという疑心暗鬼と闘いながら根性だけで続けていくのは、やはりある程度大人になり理性的?になった私にとっては苦痛であった。そんな時、よく思ったのは、教材自体にその教材による効果の測定の仕組が最初から組み込まれていれば良いのになあ、という事であった。謳われる効果が、純粋に、かつ自己で、測定できれば、続けるためのモチベーションになるからだ。これらの教材の性質上、そもそも効果測定自体がなかなか難しいことではあろうけども、たとえその効果測定方法自体もまたオカルトちっくだったとしても(笑)そういうものがあれば続けるモチベーションになると思うのだ。なお個人的には、子供の頃からのいくつかの自分の”オカルトちっく勉強法”の経験から、中には本気で効果が大きいものがあると考えている。

つづく
posted by Dobby at 03:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 移住・永住権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕もやりましたよ〜そして、僕も爆睡しました(笑)心地よい音楽でウトウトとしていると、あの日系ハワイ人(?)の女の子の明るい声にふと我に返る時が・・・・・効果の程?高い買い物だったので僕も効果があった(はず)と思い込んでいます(^^:)リスニングに関して僕もいろいろやりましたけど「シャドウイング」だけは性格的にイライラしてすぐに挫折しました・・・・僕的な結論は結局は英語は「音」の連結に過ぎない(?)と位置づけ、基本的な母音・子音の発音と音の連結の学習をすることにしました。僕の歳で英語をシャワーのように聴いたり、精聴するだけじゃもう無理かな?と理論で攻めることにしました(笑)
Posted by どんどん at 2006年10月28日 17:58
どんどんさん、いつもコメント有難う御座います。といいつつ、コメントの一語だけ削除させていただきました、すみません。ご理解ください。
そうですね、シャドウイングは本当ストレスたまるんですが、ディクテーションとならんで一番効果的かなあと個人的には思いました。音の連鎖も確かにかなり重要度高いですよね。リスニングにもスピーキングにも。いわゆるリエゾンというのでしょうか。日本人はこの辺りが苦手かもしれませんね。中国人は合っているのかどうかはわかりませんが、かなりスムーズに音の連結しますよね。うらやましかったです。
Posted by 海外移住 at 2006年10月29日 07:29
私も色々やりましたが、シャワリングは確かに効果が有ったのではと感じております。ある日突然聞き取れてなかった言葉が分るようになったと記憶して居ります。でも折角の努力もその後10年以上殆ど英語を使わない生活で、道具もどこかに行ってしまい耳も完全に元に戻ってしまいました。英語の映画等を継続的に楽しむ余裕を持っていたらと今は反省しております。
Posted by ホワイト at 2006年10月29日 08:20
ホワイトさん、いつもコメント有難うございます。
映画で英語覚えるの、良いですよね。多分繰り返し繰り返し同じ映画を見てるとかなり良いんじゃないかと思うのですが、私の場合は不幸なことに一度見た映画は二度と見ない性質です(笑)。今は最低でも週に1回映画を英語の字幕付きで見ています。他にも字幕のつく番組はなるべく字幕を入れて、言葉の音と字幕を両方おっかけるという方法で頑張ってはいるのですが、やっぱりくだけた言い方っていうのはいつまでたっても難しいですね。
Posted by 海外移住 at 2006年10月29日 15:12
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